鶴岡木村屋を代表する銘菓を詰合せました。贈り物に好評をいただいております。

【古鏡】
木村屋が創業以来こだわってきた特製餡に求肥もちを入れた銘菓。
木村屋が創業以来120余年積み重ねてきた「餡」の真髄を商品化するにあたり、出羽三山のひとつである羽黒山の「鏡池」から発掘された歴史ある鏡をかたどり「古鏡」と名づけさせていただいております。

【マロン】
木村屋伝統の和洋折衷の焼き菓子です。
風味豊かな白餡とほっくりとした栗を一粒、フランス菓子のエスプリを感じさせるフィユタージュ(折りパイ)で、ふっくらと包み込みました。

【楽】
城下町鶴岡を代表する和菓子のひとつです。
風味の良い選りすぐった小豆を丁寧に丁寧にあっさりと炊き上げてつくった餡。この餡で一粒の栗を丸ごと包み込みました。

【木村屋のこだわり】
当店は、明治20年に山形県初のパン屋として鶴岡市に創業いたしました。
「木村屋」の屋号は初代民吉が「酒種あんぱん」で有名な東京銀座木村家で修業し、暖簾分けを許されたことに由来します。
そのため、当店のこだわりといえば、なんといっても「餡」です。
お菓子・パンに使われる「餡」へのこだわりは素材選びからはじまります。
『小さなズレは大きなブレになる』との思いから、粒の揃った上質な小豆だけを吟味して選り分けて使用しています。
さらに素材選びに留まらず、小豆の旨みを最大限に引き出すために、製造工程にもこの道130余年の工夫が盛り込まれております。
例えば、「餡」を炊くにしても、季節、その日の気温そして小豆の状態によって炊き方を変えています。
小豆の水洗いや、「餡」の練り上げなどにも、当店が130余年の歳月の間、毎年毎年数十トンの小豆と格闘し積み重ねてきた経験から生まれた「理想の『餡』」を追い求めた工夫が随所に散りばめられております。